granatus(グラナタス)ー柘榴ー 1月ガーネット

翠容

granatus(グラナタス)ー柘榴ー

あなたと

数えきれない夜を過ごした。


あなたは熱い言葉と視線を私に送る。


私の瞳は炎のように揺れ、

私の命を賭して想いを捧げた。


あなたと口づけを交わしながらも、

柘榴の実を欲した —


愛されている証を。


だから、幾度となく

あなたを誘う。


口から柘榴の赤い粒が

零れ落ち

あなたを甘く濡らす



胸のガーネットが

あなたの肌を


裂いた。







―――――――――――――――――――――――――

※この物語は、1月の誕生石ガーネット(柘榴石)をモチーフにしています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

granatus(グラナタス)ー柘榴ー 1月ガーネット 翠容 @suzu-yo3

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ