俺さま暗号屋と召使いな私

作者 三川三

時間が無い時に、読んではいけない。

  • ★★★ Excellent!!!

高田崇史の名著パズルシリーズに匹敵する、と言えば知っている人には充分伝わるので、時間が充分ある時に紙とペンを用意してきちんと挑戦に答えると良いだろう。俺は仕事をするつもりだったんだが、気づけば机の周りは紙がとっちらかっている。
もう少しメジャーどころでは、多湖輝の頭の体操、レントン教授シリーズ、あるいはリアル脱出ゲーム。
このあたりが好物ならば、完全に完全な小説で、真面目な話、これを無料で読んでいいなんて、世の中はどうかしている。

パズルの出来の良さに加えて、パズルの製作過程からも思想が読み取れること、そしてきちんとストーリーと絡み合っていること。挑戦状6は、この手のストーリーの中でも、白眉中の白眉で、謎を解いていい気になっている俺は横っ面を張り倒され、モニターの前でハラショーと叫んだ。嘘じゃあ無い。嘘じゃあ無いとしたら、俺の精神はヤバイが、本当なんだ……。
マジでこれが無料で読めるなんて、本当に世界はどうかしている。完璧。天才。

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