静かな淡々とした文章なのに吸い込まれるように読んでしまいました。それはミステリアスな構成に負うところが大きいのかもしれません。ですが、それだけでは決してなく、主人公が紡ぎ出す言葉が、とても真摯であり、かつ美しかったからだと思います。
ただ一言だけ。泣いた……。
人前で読んでたら大変な事になってました
職場で読んでいたのに、涙してしまいました。
初めて読んで、全体像がつかめない――、でも何か気になる。もう一度読んで、そういうことか。そして3度目に読んで、作者の真意を知る……知ったつもりだったのに、何だか気に掛かってしまって、日を置いてまた読み返してしまう。あれあれ、印象が変わったぞ。もう何回読んだかな?覚えていないけれど……