異世界系作品の中でもトップクラスに複雑な世界観の設定が考えられている傑作です。ただ特に会話などで過剰過ぎるほどの褒め言葉や立場の説明などが出てくる部分が「そんなに過剰な会話がいるのか?」と感じ、少し冷めて苦手なのでそこだけが残念です。そこさえ無ければ完璧な作品なだけに少し気に掛かります。
全体的な感じは、とても好みです。惜しむらくは、時々、『何で出来るハズなのにやらないんだろう?』というところが…。脳内変換してるので、個人的には構わないのですけど、そこが出来てたら、星3でした。
地盤をゆっくり固めていくように筋道立てられた物語の進行で、理不尽やご都合主義が嫌いな人でも読み進めるのことができそうな転生物です。転生時には魅力たっぷりなキャラクターメイキングが演出されていて、…続きを読む
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