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キャラクター紹介


「あなたの甘味はわたしのもの」


弓野ゆみの 佑美奈ゆみな


千藤高等学校に通う2年生。

とにかく甘い物が好き。普段は甘い物のことしか考えていない。

世界中の甘い物はすべてわたしの物、と本気で思っている。

その分、興味の無いものにはとことん無関心。

ホラー、幽霊なども無関心だったが、ピヨ助のせいで徐々に興味を持つようになる。


自分は目立たない地味な女の子だと思っているが、極度の甘い物好きとして有名人になっていることを本人は知らない。

もちろん噂を広めたのは親友のミカである。




「一番面白い話を頼む」


◆ミカ◆


千藤高等学校に通う2年生。

とにかく話をするのが好き。そのためのネタ集めは怠らない。

のんびりした見た目・口調とは裏腹に、意外とフットワークが軽い。

面白いことを思い付いたら後先考えないで動くタイプ。


佑美奈のクラスメイトで、中学校時代からの親友。

佑美奈を『ゆみゆみ』と呼んでいるのは実は彼女だけだったりする。

ミカとしては、佑美奈は例え興味の無い話でも最後まで聞いてくれる大事な友だち。

佑美奈としても、甘い物の話ばっかりでも引かずに聞いてくれる大事な友だち。

実は持ちつ持たれつの関係である。

しかしその甘い物の話ばかりする佑美奈のことも、ミカの面白い話のネタにされていることを佑美奈は知らない。




「体はヒヨコ、頭は怪談オタク」


◆ピヨ助◆


千藤高等学校に通っていた男子学生の幽霊。

5年前、怪談調査の最中に原因不明の死を遂げ、気が付くとデカイヒヨコ姿の幽霊になっていた。

とっても甘くて美味しいドーナツを餌に、怪談話で生徒を釣るが、引っかかったのは佑美奈だけ。

佑美奈が霊を見ることができるようになったおかげで、彼の念願である怪談調査の続きができるようになった。


生前にかなり詳しく怪談を調べていたようで、それが真相を暴く鍵になることが多い。

また、誰かと一緒に調べていたようでもある。

本名は不明。


幽霊になってドーナツを生み出すことができるようになったわけだが、その方法は胸に謎のポケットを貼り付けその中から取り出す、ではなく、無地の紙袋を取り出して羽でパンッと叩くと中にドーナツが現れる、夢のような特殊能力。

原料とかエネルギーとか色々謎は多いが、いつでもいくらでも出せるものではないらしい。

出すときは必ず2個ずつ。

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幽霊よりも甘味が食べたい 告井 凪 @nagi_schier

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