幽霊よりも甘味が食べたい

作者 告井 凪

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★★★ Excellent!!!

佑美奈とピヨ助のコンビが面白く、読んでいて何度もクスリとさせられました。
それでいて怪談の部分はしっかりと恐くて切ない部分もあり、各話に出てくる登場人物一人一人がとても魅力的でした。

コメディ、怪談、真相にたどり着くための謎解き。これらのどれか一つでも興味のある方がいたらぜひ読んでほしいです。

★★★ Excellent!!!

怪談調査に未練があるヒヨコ型(人間大)幽霊と、彼の出すドーナツに憑かれた?甘いもの大好きな女の子が、様々な怪異から直接話を聞きながら、その因縁に秘められた謎を解き明かしていく物語。ミステリ風のホラーです。

主人公二人のゆる~い会話劇で展開され、怪異たちもそのノリに乗っかるから、死んでいるのに生き生きとして切なくもある。
全体的にはコメディタッチで、読んでいてくすりとできます。
ガチなホラーは苦手って人でも大丈夫でしょう。

とは言え、そこはホラーもの。
怪談の核に触れたなら、背中にアイスを突っ込まれたような気持ちにもちゃんとなれます。
個人的には2話と4話が好き。

気合の入ったホラーやスプラッタは苦手だけど、ちょっぴり背筋を冷たくしたいかなって人におすすめです。
また作中にはタイトルの通りに甘いものがよく登場するので、お腹がすきます。
お菓子を用意してから読むのが吉かもしれません。

★★★ Excellent!!!

「全ての甘いものは私のもの」というくらい甘いものが大好きな女の子と怖くないヒヨコの幽霊、この相棒のやりとりは面白いしお菓子は甘々なのに、怪談は極上の怖さでしっかりとホラー。よくあるようでいてひねりの利いた怖さに、読み進めるにつれ背筋がぞくりとしてくるはず。感動の完結が嬉しいようでもう会えないのだと思うと寂しくなってきます。