少年と少女の中で徐々に膨らんできている「性」を瑞々しい筆致で感じさせてくれました。抑えがたい興味と、抵抗感・・・・・・幼なじみの二人が「セックス」をめぐって、一体どんな風に変わって行くのか、是非とも見届けてみたいです。
とげとげ!
自分の学生時代を思い出しました。誰も通った成長、その過程で変わる人との関係。自分がクズのような位置で、瀬良くんのような幼馴染がいたという人、私以外にもいるんじゃないかと思います。若さゆえ…続きを読む
素晴らしい。「性」「セックス」をちゃんと描こうした青春小説はそうそうないと思う。瀬良の気持ち、葛貫の気持ち、その両方の考え方は、ぼくにとって、いつか感じたことでもあるし、今でも思ってしまうことでも…続きを読む
2章を読み終えて息苦しくなった。視界が霞む。こんな感情は忘れていたけど、胸のどこかに残っていたらしい。このふたりを もうすこし見守っていたくなった。
インパクトのあるタイトルと、一変内容はとても丁寧で繊細な青春群像劇。最高。
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