淡々とした語り口の主人公が、どんどん魅力的に見えてくるのだから不思議。冒険あり、女の相棒にあたるキャラクターとのブロマンスあり、出会いと別れありで物語に引きこまれていきます。連載中は、次の更新はまだかとずっとやきもきしていましたが、ここにあるのは完結しているので、これから一気読みできるひとが羨ましいです。
ページを開いてまず「う」と固まった画面いっぱいに埋まる文字文字文字。なんという一ページの情報量か。読むのにかなりの根気が必要だった。よく、こういう時に「それが気にならないくらい面白かった」…続きを読む
「自己増殖する建物」というSF的なイマジネーションをごく身近な「横浜駅」で”大々的”に展開したところに、作者の着眼点の良さと構想力の高さを感じました。斬新です。
地元民として、この数十年、どこか工事中のままの横浜駅を取り上げたアイデアに脱帽!
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