自販機との初々しい恋物語(意味が分からない人は読んでみよう)

設定が秀逸。
自販機の詠う詩が、作品のまとう雰囲気を構築し、他とは違ったオリジナルティのある印象を植え付ける。
長編を読むのは骨が折れる質なのだが、続きが気になって一気読みしてしまった。
終わり方も清々しい。
これまでの『少年』のモヤモヤを吹き飛ばすような、痛快な終わり方だった。
書籍化おめでとうございます!

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