この物語はフィクションだが、この物語の研究に対する姿勢は、断じてフィクションではない。先達に教えを請い、あとはひたすらにトライアンドエラー。研究の本質がここにある。
兼業作家(仮)一周回って王道を。猫博愛主義。 twitter あります。https://twitter.com/phil_harmonic7
とても面白かった。読んでいてひっかかるところが一つもなく、完成度が高い。文系でも十分に楽しめるよう丁寧に書かれているが、生物化学の知識、中でもDNAや遺伝子組み換えの知識があるとより楽しめるだろう…続きを読む
主人公は天性の研究者だと思う。けれど立ちはだかる課題は彼にとっても決して易しくはない。魔法は決して都合よくできていないし、大学や国のシステムだってそうだ。それでも、なにがあっても研究に奔走し続ける主…続きを読む
「研究とは」という命題をファンタジーの形で表現した作品だと思いました。第一部だけ読みましたが、科学の謎解きだけじゃなくあわーい恋愛要素もあり一気に読み切れました。第二部はポスドクファンタジー…続きを読む
研究対象は「魔法」。それも人間に対する「呪い」なんていうファンタジックな題材です。しかしタイトル通り、主人公が直面しているのは「研究費が無い」という共感しやすい現実。作品自体は研究者の自伝的で…続きを読む
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