ユーモアあふれる主人公の語り口に引き込まれて一気に読みました。オチも秀逸です。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、「読者」に対するメッセージに考えさせられました。
練馬区生まれ、松山市育ち。 『三分間憎悪 ~時を止める青年の主張~』執筆中です。 よろしくお願いします。 https://kakuyomu.jp/works/…
光を反射しないということは、どんなエネルギーにも反作用しないということ。第二話あたりからの唯一無二さにしびれる。密度の差でそっとその場所へ押し出されていた主人公。先行き不透明な物質社会への透明な…続きを読む
サクッと読める短中編。透明人間から都合のいい部分を排したらどうなるか、というSF的実験に見せかけて、最終段で叙述トリックのように読者を物語の世界に放り入れ、私たちの想像力を刺激する。小説を読むと…続きを読む
透明人間というありきたりな設定にも関わらず、その存在にリアリティを与えている希有な作品。文章も素晴らしい。透明人間から見る不透明人間の生態。透明人間の孤独。そしてアクションしたいという強い渇望。…続きを読む
透明人間あるいは暗黒物質人間は、不透明人間には観測できないため、存在を証明できない。同時に、存在しないことも証明できないので、存在する可能性は存在する。透明人間は、もしかしたら本当にいるのかもし…続きを読む
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