小説を取り巻く人間模様がいい!

活字を見ると自然と目が閉じる私でも
長編苦手なあなたも夢中になる最終章!
登場人物の心の様子や背景が、小説を読み進めるうちにこちらに伝わってくる。
第3話(十八−2)からは妄想力マックス!!
特に第3話(十九)の岩戸紗英氏と箕輪教授の会話が素敵だった!
親心以上の「紗英氏を思えばこそ!」
教授からしたら「生徒諸君がいたからこそ!」
自分の人生と重ね、あの時あの人は!
言葉や行動の裏にある心温かい瞬間を感じられた小説だった。

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