描写が淡泊なのだが、それが恐怖を煽っている。一章は妬みや恨みのようなモノが話の肝なのだが読み進めるたびに息が詰まる。正々堂々とホラーをしてる。面白くて怖い。
次のコンテストに向けて作品を執筆中。 前コンテストの作品は消去しました。再掲載予定はありません。
新旧折衷のような独特の世界観に、背筋を冷たい指先でなぞるような、淡々とした文章。死体のような、生き物だったものの温度を彷彿とさせるこの作品に、読めば読むほどに囚われていきます。 少し話は変わり…続きを読む
最初に感じたのはこの一言です。人の内に秘める文章はまさに圧巻そのもの。描写があまりにも淡々とするからか、ぞくぞくする程までにのめり込んでしまう感覚と、世界観の彩色さ。純粋に怖いのに面白い、これ…続きを読む
最小限の描写を以て、最大限の表現をやってみせる胆力に感服。人の心のありようを巧みに描き切る文章は秀逸の一言。特異なる世界観が、その凡てを際立たせる。無明の世界に極彩色が映え渡る――これは疑い様…続きを読む
人の内に巣食う狂気の描き方に脱帽淡々とした描写がよりそれに拍車をかけているここから更に恐怖を掘り下げて行くことを考えると、背筋に薄ら寒いものが走る
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