「僕」の静かな時間が、とても印象に残りました。「向こう側へ行きたい」と思っていた僕が、帰れなくなった星を抱いて歩き、空へ帰してあげる。そして最後に、自分も「……帰ろうかな」と思う。その流れがとても好きです。何か特別な言葉を交わしたわけではないのに、空へ戻った星が僕の上で光っている。読み終わってからも、その小さな光がしばらく残っているようなお話でした。
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