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概要
たった五分。その五分が、私のいちばんの楽しみなんです。
閉店前の音楽が流れ始める頃、
毎週木曜日、同じ男が書店へ駆け込んでくる。
いつも文庫本を一冊だけ選び、九時になる前に帰っていく。
「あと十分だけでも早く来ればいいのに」
一分ほどで読める、小さな物語。
「一分書庫」三篇。
毎週木曜日、同じ男が書店へ駆け込んでくる。
いつも文庫本を一冊だけ選び、九時になる前に帰っていく。
「あと十分だけでも早く来ればいいのに」
一分ほどで読める、小さな物語。
「一分書庫」三篇。
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