ツユクサの青と、暑さの中でますます華やぐサルスベリ。夏の景色を楽しんでいたら、冷蔵庫の一首で思わずひやり。涼しさにも、こんな種類があるのですね。後半は赤ちゃんの眠る時間が、そのまま作歌の時間になっているのがいいなと思いました。午前二時に十首を数え、ようやく眠れると思えば、もうすぐミルクの時間。疲れとユーモアが一緒に伝わってきます。最後に聞こえる蚊の羽音まで含めて、きれいな景色だけでは終わらない夏休み。暮らしの真ん中から生まれた十首を、楽しく読みました。
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