街からも、自分自身からも逃げたかった主人公。そんな主人公を乗せたタクシーが、思いがけない場所へ向かっていく展開に引き込まれました。カーナビが目的地までの距離を告げるたび、過去の記憶に近づいていく見せ方が印象的です。暗い夜の逃亡から始まり、最後は朝日と昔の友情へつながっていく。その変化がとてもきれいでした。短い物語の中に驚きと温かさが詰まっていました。最高。もう最高でした。
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