概要
勇者召喚、追放、悪役令嬢の断罪……その物語の後処理をする女神の下僕
腑抜けたツラを晒している皆様、おはようございます。今日は12月27日、私の心情は曇天、天気は快晴、気温21度湿度13%、転生の後処理にピッタリな吉日でございます。では早速『ラヴェたんの死に際占い』に参りましょう。
そんなクソの役にも立たない無価値な社内放送が、薄汚れた机の隅に追いやられたラジオから流れた。
禄に交換もされていないのだろう、壊れかけの蛍光灯に照らされた部屋の入口には、やけに達筆な字で『女神部』と書かれた札が掛けられている。
異世界ヴィナグレイス、その世界を創造した、口うるさい〈神族〉に代わって監察の遂行をしている部署が、通称『女神部』なる神界の恥晒しと馬鹿にされ、女神の臭いケツを拭うボロ雑巾と揶揄される、清浄を是とした誇り高き職務である。
仕事内容は簡単だ。現場
そんなクソの役にも立たない無価値な社内放送が、薄汚れた机の隅に追いやられたラジオから流れた。
禄に交換もされていないのだろう、壊れかけの蛍光灯に照らされた部屋の入口には、やけに達筆な字で『女神部』と書かれた札が掛けられている。
異世界ヴィナグレイス、その世界を創造した、口うるさい〈神族〉に代わって監察の遂行をしている部署が、通称『女神部』なる神界の恥晒しと馬鹿にされ、女神の臭いケツを拭うボロ雑巾と揶揄される、清浄を是とした誇り高き職務である。
仕事内容は簡単だ。現場
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!地の文と台詞で読ませる読ませる
勇者と魔王の決戦から始まる話ですが、勇者ものではありません。
主人公は魔王軍の文官。しかも幹部の中で下から二十一番目という、絶妙に扱いの悪い男です。斬られながら修繕費を請求してやろうと考える、この温度差のある語り口が一話丸ごと続きます。
とにかく読める。地の文が止まらず、台詞は一行で誰が喋っているか分かる。勇者の下品な伸ばし方と、主人公の慇懃無礼な返しの応酬だけで頁が進んでいく。この手の軽口を滑らせずに書ける人は、正直あまりいません。
一話の終わりで話の見え方が反転します。その先は、勇者が異世界で散らかしたものを片付ける側の物語になる。片付ける人間の目的が、痛快なのかはたまた悪趣味なの…続きを読む