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概要
親より先に死んだ極道、地獄の理不尽に喧嘩を売る。
68歳、七男。義理と人情に厚い極道の組長にして建設会社社長・獅子王寺龍巳は、他組の罠にはめられて命を落とす。両親より先に死んだ罪で送られたのは、幼い子供たちが延々と石を積んでは崩される「賽の河原」だった。完成間際に必ず重機で叩き壊される理不尽なシステムを知った龍巳は、絶望する子供たちを見て一つの結論に至る。「壊せねえほどのもん、積んじまえばいい」。パチンコとアル中の外科医、打算まみれの美人局、皮肉屋の一級建築士……地獄に落ちたロクでもない大人たちを巻き込み、「賽の河原に万里の長城を作ろう」計画が始動する。誰も更生しない。誰も改心しない。それでも、子供たちを救うために――クズたちの決死の建設ダークファンタジーコメディ。
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