概要
悠久の森よ、我らは永遠にともにある。『嫌です』
エルフは森とともに生きる種族である。
森守エルネイアス、五百二十七歳。生まれてから五百余年、森を敬い、森を守り、森とともに生きてきた彼は、その事実を一度たりとも疑ったことがなかった。
ところがある朝、目を覚ますと――森がエルフの里から逃げていた。
原因は災厄でも、精霊の異変でもない。
森曰く、「いい加減、出ていってほしい」。
かくして故郷を追い出された誇り高きエルフたちは、慣れない人間社会で暮らすことになってしまう。これは、何があっても「森は我らを見捨ててなどいない」と言い張る頑固者エルフと、そんな彼を本気で追い出した森の物語。
森守エルネイアス、五百二十七歳。生まれてから五百余年、森を敬い、森を守り、森とともに生きてきた彼は、その事実を一度たりとも疑ったことがなかった。
ところがある朝、目を覚ますと――森がエルフの里から逃げていた。
原因は災厄でも、精霊の異変でもない。
森曰く、「いい加減、出ていってほしい」。
かくして故郷を追い出された誇り高きエルフたちは、慣れない人間社会で暮らすことになってしまう。これは、何があっても「森は我らを見捨ててなどいない」と言い張る頑固者エルフと、そんな彼を本気で追い出した森の物語。