概要
どこに行っても、猫は猫。
黒猫(ミックス)。オス、2歳。短毛で尻尾が長く、肉球は小豆色。
黒猫は、召喚に巻き込まれて、知らない世界へ来た。賢くなった。強くなった。けれど、猫は猫。
まず水と食べ物、寝床を探した。森を抜け、人間の街へ入り、厨房で鼠を捕るうちに、居場所を見つけた。
もう、生きていくには困らない。それなのに今日も、探索者たちと知らない場所へ出かけていく。
猫はまだ、世界を知らない。そして猫というものは、動くものと、未知のものが気になるのである。
黒猫は、召喚に巻き込まれて、知らない世界へ来た。賢くなった。強くなった。けれど、猫は猫。
まず水と食べ物、寝床を探した。森を抜け、人間の街へ入り、厨房で鼠を捕るうちに、居場所を見つけた。
もう、生きていくには困らない。それなのに今日も、探索者たちと知らない場所へ出かけていく。
猫はまだ、世界を知らない。そして猫というものは、動くものと、未知のものが気になるのである。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!猫が猫のまま異世界を知っていく物語
異世界ものですが、主人公は人間が猫に転生したのではなく、本当に一匹の(都会の)猫です。「猫の姿をした人間」ではなく、「知性を得てしまった猫」なのです。
猫が突然知らない世界に放り出されても、世界の仕組みを理解しているわけではありません。スキルシステムもHP制もなく、傷を負えば死ぬかもしれない(当たり前の)世界で、まず生き抜くのに必死です。そのなかで猫が見て、嗅いで、試して、失敗しながら一つずつ理解して生きていきます。
派手な展開が連続する作品ではなく、序盤はかなり丁寧、もとい地味です。ただ、森で生き延びるところから、探索者に出会い、街にたどり着き、ギルドを自分の縄張りにしていく流れには妙…続きを読む