概要
へっぴり腰の古道具屋と勝ち気な用心棒。物の声を聞く名推理劇
実家を飛び出し、王都アルシスで文無し寸前に追い詰められた武家の令嬢、エレナ・ヴォスコット。
生活費のために家宝の指輪を売ろうと訪れたのは、裏通りにひっそりと佇む古道具屋『三日月堂』だった。
そこにいたのは、スーツを着崩し髭を生やした店主、オーウェン・ハーヴェイン。
借金取りとのトラブルをきっかけに、エレナは彼の破格の提案を受け、新月堂の住み込み用心棒として雇われることになる。
だが、この冴えない店主には大きな秘密があった――。
資産家邸で起きた「凶器の消えた刺殺事件」。
密室に近い現場と全員のアリバイを前に外部犯説が強まる中、オーウェンは現場の些細な「物の傷や違和感」から、静かに真実を暴き出していく。
「道具ってのはさ、嘘をつかないんだ」
肉体の強さではなく、圧倒的な観察眼と「物の
生活費のために家宝の指輪を売ろうと訪れたのは、裏通りにひっそりと佇む古道具屋『三日月堂』だった。
そこにいたのは、スーツを着崩し髭を生やした店主、オーウェン・ハーヴェイン。
借金取りとのトラブルをきっかけに、エレナは彼の破格の提案を受け、新月堂の住み込み用心棒として雇われることになる。
だが、この冴えない店主には大きな秘密があった――。
資産家邸で起きた「凶器の消えた刺殺事件」。
密室に近い現場と全員のアリバイを前に外部犯説が強まる中、オーウェンは現場の些細な「物の傷や違和感」から、静かに真実を暴き出していく。
「道具ってのはさ、嘘をつかないんだ」
肉体の強さではなく、圧倒的な観察眼と「物の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!古道具屋は「物」の声を聞く。オジ様の推理は、あくまでアンティーク🔎
【MFブックス】イケオジ小説コンテスト【中編】に参加されている作品を漁っていたら、目に止まったのがこちらの作品でした。
イケオジ×異世界(西洋)×ミステリー。
異世界ものとミステリーの組み合わせ自体はこれまでにもありましたが、魔法や不思議要素が絡むと、トリックはいかようにも作れてしまう面があったように思います。
ですが、現在第4話まで読んだ限り、そうした要素は極力排除され、シンプルかつ王道なミステリに仕上がっている印象です。
外部犯の犯行に見せかけているものの、内部犯行の可能性が高い。しかし、凶器が見つからない――。
ワケありな雰囲気を漂わせる古道具屋の店主、オーウェン・ハーヴェイン…続きを読む