概要
帝国が落ちる? 美女に殺されそう? しかし粘土板を返却しなければ!
紀元前六一二年。
アッシリア帝国の首都ニネヴェは、バビロニアとメディアの連合軍によって陥落しようとしていた。
絶体絶命の状況のさなか、王宮書記官エルバは重大なことを思い出す。
——王宮から借りた粘土板を、まだ返却していない。
粘土板には楔形文字で、「持ち去ったり損傷した者は、書記の神ナブーに罰せられる」と刻まれていた。
主に女性関係が原因で、すでに神々の怒りを買っている自覚のあるエルバは、死後の神罰を避けるため、敵軍が攻め入る王宮へ粘土板を返しに行くことを決意する。これは自業自得。
しかし、革袋を抱えて家を出た彼を待っていたのは、エルバの命を狙う、かつての恋人アタリアだった。どうしてそうなった。
愛と戦の女神イシュタルと、書記の神ナブーが見守る帝国最後の日。
女好きで口達者
アッシリア帝国の首都ニネヴェは、バビロニアとメディアの連合軍によって陥落しようとしていた。
絶体絶命の状況のさなか、王宮書記官エルバは重大なことを思い出す。
——王宮から借りた粘土板を、まだ返却していない。
粘土板には楔形文字で、「持ち去ったり損傷した者は、書記の神ナブーに罰せられる」と刻まれていた。
主に女性関係が原因で、すでに神々の怒りを買っている自覚のあるエルバは、死後の神罰を避けるため、敵軍が攻め入る王宮へ粘土板を返しに行くことを決意する。これは自業自得。
しかし、革袋を抱えて家を出た彼を待っていたのは、エルバの命を狙う、かつての恋人アタリアだった。どうしてそうなった。
愛と戦の女神イシュタルと、書記の神ナブーが見守る帝国最後の日。
女好きで口達者