概要
イカロスの死後。ダイダロスは浮田幸吉と出会った。
飛行機の発達のエポックを見せていくが、語り部二人は尋常の人物ではない。一人は、18世紀末の日本にいた実在のヒコーキ野郎。もう一人は、ギリシア神話に登場する伝説中の鳥人間。この「先駆者」二人が、自分たちの「後継者」の頑張りを見る、という枠組みで贈る世界。――江戸時代中期、岡山城下で表具師・浮田幸吉は、空を飛ぶ鳥に興味を持ち、翼を作れば鳥も空を飛べると結論づけ、竹を骨組みに紙と布を張って翼を製作した。橋から飛び上がった幸吉は、風に乗って滑空したが、すぐに落下して失神した。だが幸吉は3000年前の地中海クレタ島にタイムスリップした。そこで幸吉は、ギリシア神話の鳥人間ダイダロスと出会った。ダイダロスと共に未来世界に跳んだ幸吉は、有人動力飛行の成功例には喝采したが、市民に対する無差別爆撃には戦慄してい
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