概要
あの日、もしも後ろの視線に気づかなかったらどうなっていたのだろう?
演劇部の先輩から理不尽な発声練習を指示された主人公。
「あのね、練習にぴったりの場所があるんだよ」
大きな声を出しても平気だよと、同級生の雨坊さんがある池の畔を教えてくれた――
柴田恭太朗様自主企画
≪【三題噺 #155】「池」「内」「視線」≫参加作品
近況ノート https://kakuyomu.jp/users/90505/news/2912051604960504722
「あのね、練習にぴったりの場所があるんだよ」
大きな声を出しても平気だよと、同級生の雨坊さんがある池の畔を教えてくれた――
柴田恭太朗様自主企画
≪【三題噺 #155】「池」「内」「視線」≫参加作品
近況ノート https://kakuyomu.jp/users/90505/news/2912051604960504722
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!北原白秋の楽し気な歌に絡めた、上質のヒューマンホラー
ホラーと現代ドラマを主戦場にされている猫小路葵さんの最新作は、見事なヒューマンホラーでした。
ストーリーは、田舎から都会に転向してきた女子中学生の主人公が、演劇部の先輩にいじわるされ、1週間の発生練習と、それに続くテストを科される場面から始まります。発声練習は、演劇部でよく使われる、北原白秋の、「あめんぼ、あかいな、あいうえお」の歌です。そんな上級生の理不尽な要求をじっと見ていた、演劇部の雨坊(あめぼう)さんが、可哀そうに思ったのか、主人公に「練習場所にピッタリなとこ知ってるよ。人けのない池なんだ」と紹介してくれるのです。主人公はその池で毎朝練習し、あめんぼあかいな、の歌を歌い続けますが…続きを読む