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概要
ようこそ、小人たちが営む不思議な雑貨店へ
無数にある箱庭世界のどこか。
ひとの世界から少し離れた場所に、小人たちが営む小さな雑貨店がある。店の名前は「まどろみ雑貨店」。
見習い店員の朝陽は、三等身の小さな身体でカウンターに立ち、店長とお調子者のタツ、気ままな猫のなおとともに、世界のあちこちから流れ込んでくる「ちょっと不思議なアイテム」と、多種多様な種族の客を見送っている。
棚に並ぶのは、金品だけでは手に入らない不思議な品々。
戦場帰りの兵士、敵城に向かう姉を案じる少年、壊れた世界の後始末に向かうドラゴン。
誰かの「怖い」や「守りたい」が、ここでは小さなアイテムの形になって外へ旅立っていく。
コーヒーの香りがただようカウンターの内側で、今日も静かに取引がひとつ終わる。
そんな「ちょっとだけ現実の外側」にある雑貨店の日々を描く、連作短編シリーズです。
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