全編が短歌で構成されているというアプローチがとても斬新で、一気に引き込まれました。伝統的な五七五七七の美しいリズムの中に、「蛙化」や「無加工リアル」といった現代の青春ならではの言葉が見事に溶け込んでいて、言葉のセンスに脱帽です。雨の情景と、若者特有の揺れ動く感情がエモーショナルに伝わってきて、まるで美しい情景画を見ているような気持ちになりました。
ふわっとしたり突然足に地面が着いたりじめったくなったり地面が無くなったり。感性のままに感じれる文が心地良い。テーマが甘酸っぱい(読み切れてない部分があるかもしれません…)分、その体感と意味の同時並行がとても楽しかったです。
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