概要
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!名を判じさせるもの そは神なり
この作品は、記憶を操作する人ならざる存在と、それを追う捜査官たちとの邂逅を描いた物語の一幕である。
〝カナエカナタ〟と呼ばれる〝それ〟は、まったく同じ姿をした二人の存在。
人の記憶を消し、また復元する力を持つ神である。
その所在を突き止めた捜査官・黛と真島。
しかし、人知を超えた能力の差を前にした彼らは対象の確保を断念し、逃走を選ぶ。
果たして彼らは、神から逃げ切ることができるのか。
物語の中で、カナエカナタが人に関わる理由や目的は明かされない。
善意なのか悪意なのかさえ判然とせず、ただそこに存在し、人と交わる。
この得体の知れなさが、いかにも神らしい存在感を醸し出しているのだ。
そ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!どちらがカナエで、どちらがカナタか
「記憶を操る神」が刑事バディものになるとは思いませんでした。そしてとっても面白い。
廃ビルでの捜査から神との遭遇、そして「どちらがカナエで、どちらがカナタか」という謎解きまで、テンポよく物語が進みます。
ダレる瞬間がないので、全く飽きない。
特に最後の推理は能力ではなく行動原理から正体を見抜くもの。腕力や暴力ではなく、主人公側の知性が問題解決に至らせるのが素敵です。
「敵か味方かわからない神」との緊張感や、最後に敵意ではなく興味を示して去っていくカナエカナタの姿に、この続きが読んでみたい、そんな気持ちになりました。
とっても面白かったです。
【レビューコンテスト応募】させてくださ…続きを読む