概要
この世界の「間違い」だとしても、私には存在する権利はあるのでしょうか?
この世界では、人類のおよそ半分が、「エレメント」と呼ばれる属性の力を持って生まれる。
炎、虹、結晶——。
その性質は人によって異なり、同じ力を持つ者でさえ、完全に同じではない。
——だが。
黒橋リュウは、この世界に存在するどの属性にも当てはまらない力を持って生まれた。
前例はない。
名前すらない。
特別な存在として扱われることもなかった。
ただ一つの異物として、世界から切り離されていた。
やがてリュウは、その力を自らこう名付ける。
——「コラプション(Corruption)」と。
それでも、リュウには他の誰も持っていないものがあった。
——コトネ。
リュウにしか見えない少女。
霊でもない。
人間でもない。
そして、その存在を理解することすらできない。
中学三年の
炎、虹、結晶——。
その性質は人によって異なり、同じ力を持つ者でさえ、完全に同じではない。
——だが。
黒橋リュウは、この世界に存在するどの属性にも当てはまらない力を持って生まれた。
前例はない。
名前すらない。
特別な存在として扱われることもなかった。
ただ一つの異物として、世界から切り離されていた。
やがてリュウは、その力を自らこう名付ける。
——「コラプション(Corruption)」と。
それでも、リュウには他の誰も持っていないものがあった。
——コトネ。
リュウにしか見えない少女。
霊でもない。
人間でもない。
そして、その存在を理解することすらできない。
中学三年の