概要
罪悪感と背徳感にまみれた姉妹百合
千堂美悠(せんどう みゆ)。女子校に通う15歳。
私は血の繋がった実の姉、千堂理桜(りお)の顔が好きだ。
世界で一番美しいと思う。
でもそれは、恋愛とか性欲とかを超越した感情のはずで。
「美悠も、舌を絡ませて」
上気した顔で見つめられ、心臓が早鐘を打つ。
操り人形のように従い、再び這入ってきた姉の舌に自分の舌を絡ませる。二つの舌が粘着音を奏でて一つに混ざり合う。
姉の舌が、欺瞞の鎧を剝いでいく。
不快感も生理的嫌悪も、確固としてそこにある。
ただ、それだけじゃないって話で……
認めたくなくて、姉の口づけから逃れた。
「理桜、もうやめてよ。お願い、やめて……」
赦して、とは口が裂けても言えなかった。
私は血の繋がった実の姉、千堂理桜(りお)の顔が好きだ。
世界で一番美しいと思う。
でもそれは、恋愛とか性欲とかを超越した感情のはずで。
「美悠も、舌を絡ませて」
上気した顔で見つめられ、心臓が早鐘を打つ。
操り人形のように従い、再び這入ってきた姉の舌に自分の舌を絡ませる。二つの舌が粘着音を奏でて一つに混ざり合う。
姉の舌が、欺瞞の鎧を剝いでいく。
不快感も生理的嫌悪も、確固としてそこにある。
ただ、それだけじゃないって話で……
認めたくなくて、姉の口づけから逃れた。
「理桜、もうやめてよ。お願い、やめて……」
赦して、とは口が裂けても言えなかった。
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