「プリン大統領なのに小説の内容が全然プリンじゃない」という自己ツッコミから始まる発想がもう面白い。プリンの歴史とレシピを真面目に紹介するという、ある意味タイトル詐欺を自分で解消する潔さがいい。レビューで「テッキリどうやって作家が誕生したかという内容かと思ってたら」と書かれている通り、期待を一度ずらして本当にプリンの話をする、というメタな構成自体がギャグになっている。プリン愛がそのまま字数の少なさに比例して濃縮されている印象。1,073文字でプリン愛を全部出し切る、潔い小品。
「『プリン大統領のプリン教室』って云う題名だから、僕たんテッキリ、一体どの様にして、作家の“プリン大統領”が誕生したのか?と云った内容かと思ってたら、本当にプリン誕生の歴史と、美味しいプリンの作り方の紹介作品だった。」結構ウケた。出来立てのプリンに、☆☆☆の角砂糖を塗したも美味しいヨ。
プリンの小咄と、プリンのレシピ。作者のプリン愛が伝わってきます。プリン好きならもっと続きを読みたくなる。まずは、作中のレシピでプリンを作るところから始めませんか?
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