概要
勇者になれなかった男が魔王になるまでの物語
勇者が魔王を倒した後の世界。
薬師カイル・ウォーカーは、辺境の村で人助けをしながら穏やかに暮らしていた。
だが、幼なじみの少女リゼが、「未来の魔王を産む」という神託によって処刑されたことで、全てが壊れる。
王国は言った。
世界のためだと。
教会は言った。
神託は絶対だと。
誰も彼女を救わなかった。
絶望したカイルの前へ現れたのは、
死んだはずの先代魔王──エレノア・ヴァル=ゼイン。
そして彼は知る。
この世界では、魔王とは神へ逆らった者の名なのだと。
これは、優しかった薬師が世界を敵に回し、やがて『黒冠の魔王』と恐れられるまでの復讐譚。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?