京都タワーやDAISO、人物や小児科の描写といった映像化できる現実感に対して、ぴるぴるピルコが浮いた存在になっていないのが不思議で面白いです。やっぱり文体かな、生々しい日常の延長線上の非日常が侵食してくるというべきか、異質なものを「当たり前」と認識させられる感じがあってクセになります。そもそも描かれている日常は私の経験・伝聞するものとはだいぶ違うはずなのになぜすんなり入ってくるのか?10代の揺らぎ、的なのとの共鳴かなぁさなぴにとっての「おれ」の像が、さなぴ・おれ・読者の三者三様でありそうなのも好きです。
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