概要
討論が全ての世界——— 論理を知り尽くした彼女のディベートが、今始まる
あらゆる物事が“ディベート”によって決まる世界。 法も、契約も、地位も――すべては論理によって覆される。 そんな異世界に転生したのは、元・数理論理学者の女、レイナ。 命題、公理、推論。現代で培った厳密な論理を武器に、彼女はこの世界のルールを一瞬で理解する。 だが、この世界のディベートは単なる言葉遊びではない。 敗北は、そのまま権利や立場の喪失へと直結する。 詭弁、感情論、権威による圧力―― 不完全な論理がまかり通るこの世界で、彼女はただ一つの方法で戦う。 「その論理は誤りだよ。反証しよう」 正しさを積み上げ、誤りを切り崩す。 すべてを論理で覆す、数理論理学者のディベートが幕を開ける。