優しくて頑張り屋さんで、嘘を良しとしないお母さんがついた、たった一つの嘘。一番近くにあったはずなのに、そこにあるのが当たり前すぎて、心の一番隅っこに置きざりになってしまう愛情があります。失ってから気づくには、あまりに惜しい。そんなことを再確認させてくれる、涙の良作でした。家族をもつすべての方々に読んでほしいと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(118文字)
母親にとって我が子はいつまでも子どものまま。子どものためなら、その命も惜しまない。無償の愛。子どもの夢は自分の夢でもあるから。だから「嘘」をついた。でも、その「嘘」は子どものためではない。それは自分のための「嘘」。最期まであなたの母親でいたかったから。だからついた「優しい嘘」。
これは、ある一つのことに、自らの魂を貫き通した人間の物語である。極論すれば、自らの幸福を放棄することが、あたかも自らの幸福であるとするかのように。非常にパラドックスに満ちた表現かと思うが、読了後、噛み締めてこの言葉を思い出してほしい。得心いただけるはずである。人は成長する。その成長を支えようとする人がいる。愛を理解していく過程にも注目していただきたい。たまたま手に取った作品であったが、当たりを引いた気分である。
すべての方に読んでいただきたい。本当にそう思える作品です。私自身も考えさせられました。一日一日を大切に過ごしていこうと思います。そして、大切な人を大切にしようと、あらためて思いました。皆様、一度は手に取ってください。
とても優しくて頑張り屋さんな母娘のストーリーです。おそらく素敵なご家庭で育った方は、素直にこの物語に感動できると思います。ただ、そうじゃない方が読んでも内心が揺らぐ。なぜなら、常に「理想」があるからです。読後にいろんなことを考えさせられる、とても美しい作品でした。
作者様の「お母さんありがとう」と併せて読んでいただきたい、号泣必至の短編です。くどくど説明したくない。すぐ読んでみてください。心が30年分洗われます。⭐︎は5個です。ダメですか?
母の強さ。母の愛の深さ。それらを余すことなく感じることが作品です。どなたが読んでも、胸に迫るものがあるのではないでしょうか。うるうるしながら、読み終える作品です!
嘘だけはだめよと言った、お母さんの物語。優しさが伝わる文章です。お母さんにいいこいいこしてもらったような、幸福感があります。
自分にも優しくして欲しかったです、お母さん。これから親孝行できると思った矢先なのに、これでは娘も悲しいはず。
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