概要
――喪失の先にある、優しい恋の物語。
高校一年生の立原なつきは、
一年前の事故で、最愛の兄を失った。
命日の夜。
想い出の詰まった公園で出逢ったのは、
どこか優しい香りを纏った大学生
――辻はやて。
初対面のはずなのに、
彼はなつきを見た瞬間、思わず抱きしめた。
戸惑うなつき。
はやてもまた、同じ事故で弟を亡くしていた。
大切な人を失った痛み。
誰にも見せられなかった涙。
それを分かち合うように、二人の距離は少しずつ近づいていく。
優しく寄り添ってくれるはやてに、
なつきは次第に惹かれていく。
そして知る――
彼がずっと想い続けていた“特別な存在”が、自分だったことを。
けれど、まっすぐに想いを伝えてくるはやてに対して、
なつきは自分に自信が持てず、その気持ちを受け止めきれない。
想いはすれ
一年前の事故で、最愛の兄を失った。
命日の夜。
想い出の詰まった公園で出逢ったのは、
どこか優しい香りを纏った大学生
――辻はやて。
初対面のはずなのに、
彼はなつきを見た瞬間、思わず抱きしめた。
戸惑うなつき。
はやてもまた、同じ事故で弟を亡くしていた。
大切な人を失った痛み。
誰にも見せられなかった涙。
それを分かち合うように、二人の距離は少しずつ近づいていく。
優しく寄り添ってくれるはやてに、
なつきは次第に惹かれていく。
そして知る――
彼がずっと想い続けていた“特別な存在”が、自分だったことを。
けれど、まっすぐに想いを伝えてくるはやてに対して、
なつきは自分に自信が持てず、その気持ちを受け止めきれない。
想いはすれ
初めてBL小説を書きました。多くの人に読んで頂けたら幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!君を好きになることは、忘れることじゃない
兄を亡くしたなつきと、弟を亡くしたはやて。大切な人を失った二人が偶然出会い、互いの悲しみを分かち合いながら、少しずつ距離を縮めていく物語です。
逆上がり、花屋、ぬいぐるみ、雪の夜――何気ない日常の一つ一つが、止まっていたなつきの時間を少しずつ動かしていくのが印象的でした。
「忘れる」のではなく、思い出を抱えたまま前へ進んでいく。そんな優しいテーマの中で、はやてへの気持ちが「憧れ」から少しずつ「恋」へ変わっていく過程も丁寧に描かれています。
悲しみから始まった出会いが、二人にとってどんな未来へ繋がっていくのか。雪と花の香りが似合う、静かで優しい恋物語です。 - ★★★ Excellent!!!兄の命日、公園で出会った彼は、なぜか僕を抱きしめた。
満月の夜の出会いから始まる、切なくて優しい物語。
喪失感を抱えながら生きる少年となつかしい痛みを胸に秘めた青年。
二人の距離が少しずつ縮まっていく様子がとても丁寧に描かれており、気づけば自然と応援したくなっていました。
特に心理描写が秀逸で、言葉にできない寂しさや孤独、そして誰かに救われたいという想いが真っ直ぐ伝わってきます。
読後に残るのは悲しさだけではありません。
誰かを想うことの温かさや、人と人が出会う奇跡のようなものを感じさせてくれる作品です。
優しい物語が好きな方、心に残る関係性を描いた作品が好きな方にはぜひおすすめしたいです。