概要
毎日を生きる人に贈るショートショート
原稿用紙一枚(400字)から数枚。コーヒーを飲み終わる前に読める、現代風刺ショートショート。
社会、家族、親子、子育て、恋、愛、労働、教育、制度、常識。見慣れた毎日に潜む痛みや歪みを一話完結で描きます。目をそむけたくなる現実が、こちらを覗いています。
社会、家族、親子、子育て、恋、愛、労働、教育、制度、常識。見慣れた毎日に潜む痛みや歪みを一話完結で描きます。目をそむけたくなる現実が、こちらを覗いています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!挫折した若者と社会の歪みが交差する静かな序章
若い営業の苦しさが丁寧に描かれており、冒頭から胸が締めつけられるようなリアリティがありました。
河川敷で少年野球の声を聞きながら、かつての自分を思い返す場面はとても印象的で、彼の孤独と喪失感が静かに伝わってきます。
一方で、突然挿入される「社会定着率推進課」の会議シーンは、現実の若者の苦境を俯瞰するような構造になっており、物語に強いテーマ性を与えていました。
官僚たちの冷たい言葉と、若者の現場の苦しさが対比されることで、社会全体の歪みが浮き彫りになっている点が非常に巧みです。
最後の「麻酔です」という一言が強烈な余韻を残し、これから物語がどの方向へ進むのか強く興味を引かれる締めになっていまし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なんじゃこりゃ。現実の霧が仕組みになった。この毒クセになるぜ
友達に教えてもらって読ませてもらいました。身近すぎて笑えない内容もありますが、その笑えなさが心地良い。ショートショートは20年以上は読んできましたが、ここまで社会風刺が効いてくる作品には出会えないと思いました。なんていいましょうか、ただのオチもの寄りではなく仕組みの怖さを感じられました。ジワジワ効いてくる毒にハマりました。かなり、二重三重に伏線や仕掛けがあるので、そこを解読していく快感もあります。ネタバレは避けますが、現実世界で自分で言語化できないものが言語化されるのも霧が晴れた気持ちになれます。読んだあと賢くなれた気がします。