概要
そうですね、ふむ。貴方の弟、エルト様を一言で表すなら……クソ野郎ですね
十数年前。ヴァルディウス家にとある双子が産まれた。
だが、似ていたのは容姿だけ。優れた才能を持っていたのは、弟・エルトだけだった。
無能のレッテルを貼られた兄・アルトは、御家の恥だと養子に出され、今日までとある田舎町で暮らしてきた。
そんなある日、ヴァルディウス家からの使者を名乗る騎士団が、アルトを訪ねてやってきた。
渋々父親のもとへ向かったアルト。だが、彼が聞かされたのは、顔も覚えていない弟の死だった……。
だが、似ていたのは容姿だけ。優れた才能を持っていたのは、弟・エルトだけだった。
無能のレッテルを貼られた兄・アルトは、御家の恥だと養子に出され、今日までとある田舎町で暮らしてきた。
そんなある日、ヴァルディウス家からの使者を名乗る騎士団が、アルトを訪ねてやってきた。
渋々父親のもとへ向かったアルト。だが、彼が聞かされたのは、顔も覚えていない弟の死だった……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!追放されても笑えりゃ、きっといいこともある
名門貴族で双子として生まれた主人公のアルトが弟の影武者となる物語は、丁寧な説明によって立ち上がっていきます。
やさしいアルトに対し、毒舌メイドのエルミナや気弱な婚約者のノエルなど、キャラクター同士のやりとりが充実していて、読みながら何度もクスッとなりました。
弟の死など重めの導入ながらも、コミカル要素によって中和され、とても読みやすく仕上がっている印象です。
タイトルの通り、領地を再建していくのですが、そこには他者との関わりによる信頼が重要であるため、他者を通じた主人公の成長も感じることができる。
そして再分配(リライト)のスキルが物語にいっそうの魅力をもたらし、そこから一気に引き込…続きを読む - ★★★ Excellent!!!追放されたからこそ見える景色がある。
『無能と追放された領主の息子ですが、弟の影武者となって領地を建て直します』を読んで感じたのは、追放される人って、追放されるんですよね。
でも、追放されたからこそ見える景色がある。
これ、あると思うんです。
影武者というのは、“本人ではない”ということなんですけど、
逆に言えば、“本人以上になれる可能性”でもあるんですよね。
この作品、領地再建モノなんですけど、
つまり、人を動かし、信頼を積み重ねる。
それを一歩ずつやっていく。
派手な俺TUEEEじゃない。
でも、地に足がついてるんです。
あと、“無能”と言われた主人公が、実際には周囲をちゃんと見ている。
これ重要です。
本当に無…続きを読む