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概要
愛されたのは、運命でなく−−彼女の強さだった。
時は架空の朝鮮王朝。
名門の出でもなく、後ろ盾も持たない側室ソヨンは、宮廷の片隅で静かに生きていた。
だがある日、王は彼女に目を留める。
それは一瞬の出来事――しかし確かに、王の心は揺れていた。
その変化に気づいたのは、誰よりも近くで王を支える王妃。
政略結婚で王に嫁いだ彼女は、自らの役目を理解していた。
「この方を支えられるのは、あの子かもしれない――」
王妃の想い、王のまなざし、そして何も知らぬまま選ばれていくソヨン。
重臣の反対、側室たちの嫉妬、宮廷に渦巻く陰謀の中で、
低い側室だった彼女は、やがて運命に導かれるように地位を上げていく。
それは愛か、それとも覚悟か。
――王妃の想いを受け継ぎ、ひとりの女性が“王妃”になるまでの物語。
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