もし出会えたなら拾いたい「野良いくら丼」

タイトルからは想像もできない、やさしくてあたたかい物語。
商店街の裏路地で出会ったのは――なんと「野良のいくら丼」!?

一見すると突拍子もない設定なのに、読んでいるうちに自然と「いくら」という存在が愛おしく感じられてきます。気づけばこちらも「もし出会ったら、きっと拾ってしまうだろうな」と……。

最近は値段が高くてなかなか会えなかったけれど、もし野良に出会えるなら、ぜひ一度抱き上げてみたい―。

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