冒頭の、主人公が野良いくら丼を拾うシーンでいきなりハートを掴まれました!「野良いくら丼って何???」と思った方は、是非本作を読んでみてください!1000文字強の短編ですのですぐ読めますよ!
野良のいくら丼って、それ廃棄処分品だよね?(真顔)もう、色々とズルいんですよ!笑うしかないでしょこんなトンチキ設定!「ぷちっ」、じゃねえんだよ!何ちょっとかわいい雰囲気出してんのよ!おいこれいい話なのか!?圧倒的なツッコミ不在の恐怖を、どうぞお楽しみください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(83文字)
タイトルからは想像もできない、やさしくてあたたかい物語。商店街の裏路地で出会ったのは――なんと「野良のいくら丼」!?一見すると突拍子もない設定なのに、読んでいるうちに自然と「いくら」という存在が愛おしく感じられてきます。気づけばこちらも「もし出会ったら、きっと拾ってしまうだろうな」と……。最近は値段が高くてなかなか会えなかったけれど、もし野良に出会えるなら、ぜひ一度抱き上げてみたい―。