概要
異世界に転生した恋人に会いたい。
俺(斎藤 悟)と恋人(相沢 花蓮)は二人でデ-ト中だった。俺が運転する車で山の上のスカイラインを走っている。二人は共通している人混みが苦手と言う事で、高野竜神スカイラインを高野山側から入り、1時間ほどで着く展望塔を先ずは目指していた。スカイラインに入って30分程の所は山の尾根を切り開いた様な道で、景色も良く時々目に入る大海原が眩しく光っているが、道の両サイドの木々が視界を遮る。それと案外車が多く道横の空いたスペ-スには車やバイクが止まり、ゆっくりするスペ-スが無い、そんな感じで休まずに走り続ける俺と花蓮はつづら折れの道を走って居た時に、鹿の親子が3頭道のセンタ-ライン付近にいるのを避け、咄嗟に愛車のハンドルを左に大きく切った。
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