概要
「やあ、そこの君。ちょっと僕の頭を運んでくれないか?」
新聞社で働くトット少年は、クックソン岬の崖の下で白骨化した死体を発見する。トットが驚く前に死体が話しかけてきた。記憶を無くしたガイコツと少年が突き止めた真相とは? 誰でも読みやすいライト雰囲気ミステリーです。
この作品は以下の自主企画に参加しています。
【書き下ろし新作『カッコいいミステリー』を募集いたしております(~9/30)】
https://kakuyomu.jp/user_events/16818792439684487851
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不思議なガイコツの身元を求めて、新聞記者見習いの少年は事件の謎を追う
舞台となる時代背景の説明がないのではっきりとは確証が持てないのですが、少しレトロな時代のイギリスかアメリカのような、シックな感じの雰囲気が漂ってきます。
時代に合わせた雰囲気の服装や情景が浮かぶようで、なかなかに没入感があります。
自分にだけ語りかけてくるという不思議な白骨死体という、なかなかのオカルト要素がありますが、証拠から手掛かりの糸を手繰り寄せ、真相を導き出すという一連の流れは、実に良きミステリの味わいを感じさせます。
また、真相が明らかになってからのガイコツ君もまた泣かせに来るというか、味わい深いものを感じさせます。
果たして、偶然見つけた白骨死体の正体とは何者なのか、彼の身に…続きを読む