まるでハリウッドの実写映画のようなクライム・アクション! 面白いです。

10年前、ひとつの爆弾が、二人の男と一人の少女の運命を狂わせた────。

CIA工作員のグレンは、休暇で5歳の娘とホテルにいた。無情にも、爆弾魔ボマーによって、そのホテルは爆破。
グレンは生き延びたものの、5歳の娘は……。生死不明となる。
娘の片方の靴が現場には残され、いくつかの身元不明の遺体のなかに、娘が含まれていたかはわからない。
グレンは、10年たっても、ずっと、娘がどこかで生きているのではないかと探し続けていた。

一方、裏社会で生きる男、フェリクスは、爆発に巻き込まれた5歳の見知らぬ女の子を、連れ帰り育てることにする。女の子は記憶喪失で、育てられるうちにフェリクスによく懐き、また、裏社会で生きる人物らしい危険さも持ち合わせていた。

15歳になったその少女の名前は、ミア。

グレン、フェリクス、ミア。

生死不明の娘を執念で探し続ける男と、自分の娘ではないが、少女を慈しみ育てた男と、自分の運命を知らない少女。

三人の運命が、ヒューストンの地で交差する!

ミアが真実を知る時は来るのか?
その時ミアは……?

本格的なアメリカの描写、CIAとしてのアクション、まるでハリウッドの実写映画を見ているかのようです!
読み応えたっぷりのクライム・アクション。
なんと完結保証です。
さあ皆様、ぜひ、ご覧くださいませ。