綴られた言葉が、もう会えない誰かとの再会のように感じられました。断片的な情景が積み重なって、一篇の小さな物語のように響きます。不思議と切なさだけでなく、温かい瞬間もあって、読み終えてからもしばらく心に留まり続けました。
挽歌とは死者を哀悼する短歌。恋人と思われる、きみ亡き後の世界が、つぶやくように詠まれています。そうかといって、暗いというよりは明るい感じなので、一層きみを喪った悲しみが、深く深く染み込んでくるのです。きみを想う切なさがしみじみと伝わる、優れた口語短歌集と言えるでしょう。推し短歌1首。あれだろう さえずりかたが似ているし鳥になるって意気込んでたし
カタカナ使いが上手いと思います次作も楽しみにしています
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