そのままモキュメンタリー映画として映像化できそうなほど、高クオリティなホラー作品でした。導入から時間経過の描写、動画内で次々に起こる怪現象、チャット欄のやりとりや捜査報告書の細部に至るまで、どれも非常に丁寧に作り込まれていて、下手な心霊映像よりもずっとリアリティがありました。事件現場とされる旧トンネルは、近畿地方にあるとかないとか!本作をきっかけに、この作者様の別の作品も読んでみたくなりました!
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