『何故?愛していたのに』
夕日がさし、空が橙色に染まったある日のこと。俺は親友に呼び出された
「どうs」「ねぇ、好き。私のものになって欲しいんだ。」
「、、、、、、は?」
「、、、もう抑えられないんだ君へのあ「気持ちわるっ、、、」」
思わず、言ってしまった
「え、いま、なんて言ったのか一瞬だけわからなかったからお願いもう一度だけ言ってほしいんだけど?ほんの少し前まであんなにやさしく僕のこと呼んでくれてた君が?突然そんな冷たい目で僕のことを「気持ち悪い」だなんて言うの?頭の中が真っ白になって、でも、でももしかして冗談なんじゃないかって思ったし、いつもみたいに茶化してるだけかもしれないって思った。けど君の目が本気で、まるで僕が得体の知れない何かに見えてるみたいで、だったら僕はいったいなんのために毎朝早く起きて君のお弁当を作って、どんなに眠くても君の帰りを待ってSNSを見張って、フォロワーの名前を全部チェックして、変な女の子が絡んでたら即座にDM送って排除して、放課後は君のあとをずっと尾けて、コンビニで何を手に取ってどれを戻したか、僕が全部記録してること、全部知らないままでそんなこと言ったの、僕が君に渡した手紙だって、夜中に何十回も推敲して、インクがにじむくらい泣きながら書いたのに、それを読んだあと、君は笑ってくれたじゃないか、笑ってたくせに、まるで僕を「普通の友達」だと思ってるみたいな顔して、なのに今日、僕のことを「怖い」とか「気持ち悪い」とか、どうしてそんなふうに言えるのか、どれだけ僕が君を想って、想って、想って、狂うほど想って、それでも君の隣で笑っていようとがんばってきたか、あの女子のことだってそう、君が何度も名前を出すから気になって調べたら毎日君にLINE送ってるの知って、それが「たまたま仲がいいだけ」だなんて言われて、納得できるわけないから校舎裏に呼び出して二度と君に話しかけないように念押したことだってあったのに、そんなの君のためだったのに、僕が全部汚れ役を引き受けたのに、君の純粋な笑顔を守るためだけに、僕はずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずうっと我慢して、君のために人間やめるくらいの覚悟を持っていたのに、どうして、どうして君はそんなふうに僕を否定するのか、僕が誰より君のことを知ってるのに、君の声のトーンから嘘もわかるし、目の動きで不安も見抜けるし、君の汗の匂いでその日の感情だって嗅ぎ分けられるくらいに同化しているのに、それなのに君は、僕を、否定する、愛してないなんて、どうして言えるのか、それじゃあ君がいつも僕の手作りのお弁当を残さず食べてくれたのはどういう意味だったの、あれは義理だったの、それとも惰性、それとも同情、それとも哀れみ、だったら君は最低だし、でもそれを僕は許す、だって好きだから、全部好きだから、君の嫌なところも、汚いところも、嘘も、逃げも、裏切りも、間違いも、僕が全部受け止めてあげるのに、なのにどうして君はたった一度、僕の想いを肯定してくれないのか、どうして「ありがとう」の一言も言ってくれないのか、どうして僕の涙を拭ってくれないのか、ねえ、ねえ、ねえ、教えてよ、僕はどうすればよかったの、愛し方を間違えたの、それともタイミング、それとも顔、それとも名前、それとも性別、それとも声、それとも、生まれつき、僕が君の望む存在じゃなかったってこと、だったらいっそ最初から僕に優しくしないでよ、最初から僕に希望なんか与えないでよ、期待させないでよ、嘘つかないでよ、微笑まないでよ、呼びかけないでよ、触れないでよ、僕の心をぐちゃぐちゃにかき回しておいて今さら「愛じゃない」とか「怖い」とか「やめて」とか、「近づかないで」とか、そんなこと言う権利、君にはない、僕は、僕は、君のために人生を捨てたんだよ、君が笑ってくれるなら全部いらないって、本気で思ってたのに、それを君は「気持ち悪い」の一言で終わらせるんだ、だったら僕はどうすればいい、君のために死ねばよかった、でもそれすら君にとっては「迷惑」なんでしょ、だったらどうすれば、どうすれば僕のこの狂った想いは報われるの、何を壊せば君は僕を見てくれるの、僕の眼球を潰せばいい、指を一本ずつ折ればいい、声帯を潰せばいい、脳を焼けばいい、心臓を君に差し出せばいい、何があれば足りるの、ねえ、僕は、君に、どうしても、愛されたいんだ――。」
ヤンデレのセリフを捻り出すゾーン USSR @USSR0609
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