第21話 コンプラ違反になるところをAIに助けてもらいました

 前回の第20話のお話の裏話です。このエッセイ、かなりマイルドに書いたと思うのですが、読んでくださった方々の印象はどうでしたでしょうか。


 前回↓

 第20話 イーロン・マスクがやってくれました

https://kakuyomu.jp/works/16818792436476415027/episodes/822139840110913167


 実は第20話の第一稿は、Xについてもっと尖った内容でした。


 ・現総理の名前を出して彼女に対する誹謗の内容を具体的に書いた。

 ・某国駐在妻というはっきりしたアカウント名を用いて、所在地が「日本」になっていることを指摘した。

 ・●国のプロパガンダアカウントが炙り出されている可能性を指摘した。

 ・日本人や自衛隊をやたらと攻撃しまくるアカウントの所在地が日本以外であることが多いことを指摘した。


 などなどですが、書いている途中で「あ、カクヨムのコンプライアンスって政治的なことってダメだったよな……」と思い出しました。


 しかし、書いてあっても具体的な内容までわからなかったので、お手軽な無料AI・Grokさんに「この内容、カクヨムのコンプラ的にどうなの?」って聞いてみました。結果は――


『99%非表示にされますぜ』(意訳)


 でした。(ガーン)


 そうなんですよー、具体例を出して政治的な批判をするのはカクヨムではダメなんです。伏字でも簡単に連想できるものはダメ。自分ではかなり抑えた表現にしたと思ったのですが……。


 というわけで、具体的な実例を全部取り消し、批判・批評と思える言葉をふんわりした表現に変え、一番言いたかった部分を『「接続元」がどの国のアプリストアでダウンロードしたものかを示しているのはなかなか興味深いですよね。』のように直したのが20話なのでした。 


 肝心の「嘘がばれるね、ハハッ!(意訳)」は削除しました。


 修正は私自身の言葉で直したのでかなり苦労しましたが、こういうAIの使い方はすごくいいな、と思いました。公式のコンプラの文章には具体例がありませんのでね。修正方向をAIに示してもらえるのはありがたいです。


 ただし、AIは完璧ではありません。AIがコンプラOKとした文章でもカクヨム公式から修正するように言われた人を数人知っています。


 結局、人間の判断は揺れるもので、境界線が曖昧なものは線引きが難しい。それはAIであっても同様できっちりした線は引けないもの。だから、AIを鵜呑みにするのではなく、自分の判断力を衰えさせないように小説を読んで言葉を学習して努力していくのがいいな、と自分的に思いました。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 【オマケ】◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 


 最近、小説を書くものとして、AIに対する考え方がかなり変わりました。

 最初は一切使う気がなかったのですが、誤字・脱字を発見するために使っているという方を多く見て「なるほど、便利やん!」と思うようになりました。


 だって時間がすごく短縮できますもんね。以前は1話3000字の誤字・脱字・誤用法を見つけるために10分~20分くらいかかってました。これが一瞬で済むならその分を執筆にあてることができます。( *'д')bイイ!!


 資料集めに関しても、ネットで検索して国名や日本史・世界史、神話等を時間をかけて探していましたが、ヤフーのAI検索でも「●●国の●●に関して、人物の性格を現すような面白いエピソード教えて」と聞くと、自分の検索では決して出てこないような資料を引っ張って来てくれます。( *'д')bイイ!!


 実は、カクコン11長編部門に新作で参加しようと思っているのですが、誤字脱字修正のみ使用にしようかな、って思ってます。今執筆中で、5万字超えたら公開しようと思っています。今やっと3万字に達したところです。がんばります!


 みなさんはAI使用について、どのようにお考えになっていますか? よかったら教えてください。

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ティータイムのお供に 上田ミル @yamabudoh

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