あとがき
男の子の名前は楓汰です。
似たような名前のレッサーパンダ居たよね?
と、読者のあなた様は思われたかもしれません。
・・・居た気がしますね。
でも作者が六月二十一日の夜にお風呂で、右腕の無駄毛を剃ってる時に浮かんできましたので、作中では書いてませんがそう決めました。
お父さんとお母さんの名前は、・・・なんでしょうね。
初めましての方は初めまして。
そうでない方は、毎年お世話になっております。
天風いのりと申します。
「はらのなかから」を最後までお読み下さり、ありがとうございます。
こちら、今年の七夕企画小説(毎年一回は小説を書こう、と作者が勝手に自分で決めた日)でございます。
全くアイデアが浮かんで来なかった今年でしたので、最初に書いていたのは「いじめ」がテーマのお話でした。
当然、内容は暗かったです。
途中までしか書けませんでした。
でも数日前に「胎内記憶」をテーマに書けば明るいお話になる!
と思いつきまして。
いじめのお話は気持ち良く削除して、この作品を書かせて頂きました。
タイトルは、原と腹をかけてます。
本作品を書くにあたって、ユーチューブで二本の動画を参考にさせて頂きました。
一つは、赤ちゃんが受精する所から出産を待つまでの間、どのように赤ちゃんが成長するのかを教えて下さった動画。
「受精から誕生(遠隔授業用)」森岡教室さん。
もう一つは、お腹に宿った赤ちゃんが何を考えているのかを教えて下さった動画。
「胎内記憶 中絶された子がどうなったか教えてくれた」【公式】絵本作家のぶみチャンネルさん。
どちらも、とても勉強になった動画でした。
特に二本目はボロボロ泣きながら見てしまいましたね。
二本目の動画は、ちょっと覚悟が必要な動画ではありましたが、良ければ参考にご覧下さいまし。
ここからネタバレ含みます。
書いてて一番楽だったのは、一ページ目でした。
なんせほとんどファンタジー。
何も考えず、思いつくままに書かせて頂きました。
二ページ目は、一本目の動画を最初に見た時に記憶した事を生かして書きました。
赤ちゃんが最初に耳にする音って何だろう?
と、想像しながら書きましたよ。
私は母親になった事は無いのですが、もしも自分がお母さんになったら、子どもにどんな言葉をかけてあげたいかな?
と考えながら書いてましたね。
三ページ目は、いよいよ専門知識を活用させ始めた所でした。
一本目の動画を復習がてらに見つつ。
赤ちゃんの気持ちになって、楽しいシーンになるように願いを込めながら、書いてました。
水泳大会、と私は呼んでます。
この頃には臓器が出来てて、性別が分かるそうです。
赤ちゃんって、産まれる前から既に、あっという間に大きくなるんですね。
四ページ目、出産です。
ついに神様が登場して、赤ちゃんに言葉を贈ります。
一ページ目でさらっと出てきた「私」の存在です。
実はこのお話、作者の経験もかなり混ぜ込まれた物となっておりまして。
実は母と色々話をしながら、執筆しておりました。
そんな感じです。
以上、あとがきでした。
全部で約五千文字。
思っていたよりもコンパクトにまとまってくれて、作者は喜んでいます。
当初、七千文字くらいかなあ、と思っておりましたが。
もっと少なく済みましたね。
良かったです。
拡散転載は、あらすじまで、でお願いいたします。
ではでは、読者のあなた様、ここまで読んで下さって、ありがとうございました。
ゆっくり目を休めて下さいましね。
二千二十五年六月二十ー日、すっかり暗くなった午後十一時前に、エアコンの効いた自室にて記す。
はらのなかから 天風いのり @Inori-Aamakaze
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