父親の不貞で生まれたヒロインは家族から疎外され育ち、終いには義母から豪商の嫁として嫁が様に勧められ、花嫁修業として豪商の仕事を学ぶ日々、以前より好意を抱いていたが敵わぬ令息が酩酊した姿を見掛け、一夜の過ちの末彼の子を宿した事実から、その子を出産する事を決め隣国に渡りシングルマザーとして仕事と子育てに励んでいた所、職場に祖国の王太子が訪問し、王太子に随行していた彼と再会。彼が祖国を捨て一緒になりたい、子を認知して父親になりたいとの願いから夫婦となり幸せとなる、とても素敵な物語に感動しました。ヒロインの実家へのざまぁ、も紙一重の危うさの展開、好意に接してくれる保育士がヒロインの実母であるとの事実も天晴です。